利回り不動産の評判は悪い？特徴やメリット・デメリット(リスク)も解説

利回り不動産は、1万円の小額から不動産投資に挑戦できる不動産投資サービスのひとつです。

不動産投資というと「敷居が高い」「まとまった元金がないと投資できない」「難しそう」といった一般的なイメージがあります。

しかし利回り不動産などの小額から投資できる方法を利用すれば、あこがれていたマンションオーナーになれたり、銀行預金や株式投資に負けない利回りで運用が実現したりと、たくさんのメリットがあるでしょう。

こちらの記事では、利回り不動産の口コミとメリット・デメリット、利回り不動産での投資に向いている人と向いていない人の特徴などを紹介しています。

不動産投資を検討している人は、ぜひ記事内容をご確認ください。

利回り不動産の悪い評判・口コミ

利回り不動産の悪い評判・口コミを4つピックアップし、内容を分析してみました。

これらは利回り不動産に関する一部の悪い口コミの例です。投資を検討する際は、慎重な判断とリスク管理が重要です。

口コミを参考にしながら、自身の投資目標やリスク許容度を考慮して投資を行っていきましょう。

先着順で埋まってしまうので希望の案件に投資ができない

投資案件が先着順で、かつ募集金額が決められているため起きる弊害です。

誰でも小額から投資できる参入障壁が低い分、投資できる案件に人気が出ると投資できる人がどうしても限られてしまう点は、不動産クラウドファンディング全体のデメリットと言っても良いでしょう。

審査などに時間がかかりタイムラグが発生するので熱が冷める

審査に時間がかかるので、実際投資できるまでに熱が冷めてしまう人の声です。ただ審査に時間をかけているということは、それだけ安全かつ公正な運営を行っていることの裏付けです。

安心して利用できる点はこうした投資サービスのメリットになります。

ワイズコインをもらえるのはいいが使い道が少ないので増やしてほしい

ワイズコインの使い道は大きく分けると二つ、不動産投資への利用とアマゾンギフト券への交換です。

こうした用途以外の使い道を増やしてほしいという声も少なからず見受けられました。

何度も申し込んでいるが投資できていない

こちらも先着順に案件が埋まってしまう点と関連しています。何度も申し込んでいるのになぜか投資できない、そんなことが続いてしまうと気持ち的な不満も募るばかりです。

そんな投資家たちの不満が集約されている口コミです。

手数料がわかりづらい

投資にかかるコスト、管理費など不動産投資案件特有の手数料がわかりづらいという方も少なくないようです。

投資信託などもそうですが、運用ファンドの商品を購入する場合、手数料の発生は不可避ですので、投資前には手数料と利回り計算はきちんと行っておきましょう。

利回り不動産の良い評判・口コミ

利回り不動産の悪い口コミをいくつかピックアップしましたが、今度は良い口コミを紹介したいと思います。

利回り不動産の良い口コミや評判を6つ、ピックアップして紹介します。

ファンドの情報量が豊富でわかりやすい

利回り不動産のウェブサイトやアプリでは、各ファンドの詳細な情報が提供されており、物件の立地や予定利回り、運用期間などが詳細に記載されています。

こうした情報をもとに投資家は事前にしっかりと情報を把握することができ、自分に合ったファンドを選ぶことができます。

会員登録がしやすく手続きが簡単

利回り不動産の会員登録はオンラインで完結します。必要な情報を入力し、本人確認を行うだけでOK、すぐに投資を始めることができます。

また、投資に関する手続きもオンライン上で行われるため、煩雑な書類作成や郵送などの手間もありません。

投資が少額からできるのがサラリーマンの私には魅力

利回り不動産では、1万円からの少額投資が可能です。これにより、多額の資金を用意することなく、誰でも気軽に不動産投資に参加することができます。

特に、初めて不動産投資をする方や資金に制約のある方にとっては、利回り不動産が非常に魅力的な投資手段となります。

ワイズコインが何気に嬉しい

利回り不動産では、投資確定時にワイズコインが付与されます。このワイズコインは、利回り不動産の投資やAmazonギフト券への交換に利用することができます。

特にAmazonギフト券への交換では、2,000ワイズコインから1,000ワイズコイン単位で交換が可能です。このようにワイズコインの存在は利回り不動産を利用する大きなメリットになります。

不動産の利回りの高さに満足している

利回り不動産の運用ファンドは、一般的な不動産投資よりも高い利回りを実現しています。これは、利回り不動産が優良な物件を厳選して提供しているためです。

こうしたことから投資家は比較的短期間で高い利回りを得ることができ、その結果として満足度も高くなっているのではないでしょうか。

物件の運用期間が比較的短いので投資効果を実感しやすい

利回り不動産では、運用期間の短いファンドも多く提供されており、投資家は比較的短期間で利益を得ることができます。

特に、長期的な投資に不安がある方や資金の回転を早めたい方にとっては、物件の運用期間が短い利回り不動産が適しています。

利回り不動産のメリット

利回り不動産での投資には具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。

4つのポイントにて、詳細を説明します。

小口かつ少額での投資が可能

利回り不動産では、1万円からの少額投資が可能です。

一般的な不動産投資では、マンションの一部屋オーナーとなった場合でさえ数千万単位の多額の資金が必要となりますが、利回り不動産では誰でも気軽に不動産投資に参加することができます。

また小額投資はリスクを分散させることができ、資金に制約のある方にも適しています。また、投資額を自由に調整できるため、自身の投資目標やリスク許容度に合わせた投資が可能です。

高い利回りを実現

利回り不動産は物件を厳選することで高利回りが期待できる物件を絞って紹介しており、一般的な不動産投資に比べて高い利回りを実現しています。

投資家は優良な物件の選定や収益性の高い運用方法に参入することで、比較的短期間で高い利益を得ることができるでしょう。利回りの高さは、投資家にとって魅力的なポイントとなります。

オンラインでの手続きが簡単

利回り不動産の会員登録や投資手続きはオンラインですべて完了します。煩雑な書類作成や郵送などの手間がなく、会員登録から投資スタートまで迅速かつスムーズです。

また、オンライン上でファンドの情報を詳細に確認できるので、事前に情報を把握し、自分に合ったファンドを選ぶことができます。

ワイズコインの付与

利回り不動産では、投資確定時にワイズコインが付与されます。ワイズコインは利回り不動産の投資やAmazonギフト券への交換に利用できるなど、ワイズコインでさまざまな特典やサービスを受けることができます。

ワイズコインの付与は、投資家にとって追加の利益や特典をもたらす魅力ポイントの一つです。

利回り不動産のデメリット・リスク

さきほどは利回り不動産のメリットを紹介しましたが、たくさんの魅力があることがおわかりいただけたと思います。

しかしながらメリットだけではなく、デメリットもあります。リスクについても併せて紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

以下に利回り不動産のデメリット・リスクを3つ紹介します。

基本的なリスクの存在

利回り不動産だけではなく一般的な不動産投資には、市場価格の変動や需要の変化、物件の状態や管理に関するリスクが存在します。

市場価格の変動は、不動産の価値に直接影響を与えるため、投資家が予想していたよりも低い収益にとどまることも認識しておかなければいけません。

また、需要の変化や物件の状態や運営に問題が生じた場合、予想以上の費用や手間がかかる可能性も存在します。

これらのリスクがあることを前提にして、投資家が不動産市場の変動や物件の状態を注意深く監視し、適切なリスク管理を行うことが重要です。

分散投資が限定される

利回り不動産では小額からの投資が可能ですが、自己投資金額が限られている場合、分散投資を行うことが難しくなるケースも考えられます。

また投資を行う物件が限られているため、ポートフォリオの多様性が失われ、投資リスクを分散させることが難しくなります。

リスクの分散を図るために、異なる地域や物件タイプに投資することを検討したり、複数の不動産投資会社やプラットフォームを利用したりしながら投資リスクを分散させるのもリスク管理の方法の一つです。

予想利回りの変動

利回り不動産の予想利回りは、物件の状態や市場の状況によって変動する可能性があります。

予想利回りはあくまで予測であり、実際の利回りは予想通りにはなりません。

物件の状態や市場の変動によっては、予想利回りが低下する可能性もあります。

予想利回りの変動に対して注意を払い、リスクを適切に評価しましょう。

また、物件の状態や市場の変動に柔軟に対応するために、定期的なリサーチや情報収集を行うことも重要です。

利回り不動産に向いてる人・向いていない人

ここまで利回り不動産に関するメリットとデメリット、リスクを紹介してきました。

では利回り不動産での投資に向いている人と向いていない人はどのような人なのか。それぞれの特徴を紹介していきます。

利回り不動産に向いてる人の特徴

利回り不動産に向いている人の特徴を以下に紹介します。

利回り不動産に向いてる人の特徴1．投資初心者

シンプルでわかりやすいサービスなので、不動産投資が初めての方や、少額から投資を始めたい方にとって利回り不動産は向いています。

小額からの投資でコツコツと続けられますし、リスクを分散させながら不動産市場に参加することができるからです。

利回り不動産に向いてる人の特徴2．資金に制約のある人

数百万、数千万円単位の大きな元金を用意することが難しい方も利回り不動産向きです。

毎月の給料から1万円、2万円といったように余裕のある金額を投資できます。

利回り不動産に向いてる人の特徴3．長期的な投資に不安がある人

利回り不動産では物件の運用期間が比較的短いファンドも提供されています。

長期的な投資に不安を感じる方や資金の回転を早めたい方にとっては、物件の運用期間が短い利回り不動産が適しています。

利回り不動産に向いていない人

利回り不動産に向いていない人の特徴1．高リスクを避けたい方

利回り不動産は、不動産市場の変動や物件の管理に伴うリスクが存在します。

基本的に高い利回りが期待できる反面、高い利回りを得るためにはそれに見合ったリスクを取る必要があります。

リスクを避けたいと考える方にとっては、他の安定した投資方法が向いているかもしれません。

利回り不動産に向いていない人の特徴2．大きな元金を投資したい方

利回り不動産は小額からの投資が可能ですが、大きな元金を投資したい方には向いていません。一般的な不動産投資に比べて、利回り不動産の投資額は限られています。

大きな元金を使って不動産投資を行いたい方は、物件投資など他の投資方法を検討することをおすすめします。

利回り不動産に向いていない人の特徴3．長期的な投資を希望する方

利回り不動産は、物件の運用期間が比較的短いファンドも提供されており、長期的な投資を希望する方には向いていません。

加えて不動産市場の変動や物件の状態によって利回りが変動する可能性があるため、安定した長期的な投資を希望する方は、他の投資方法を検討することをおすすめします。

利回り不動産と他の不動産投資会社との違い

利回り不動産に似た不動産投資サービスは複数あります。

そうしたサービスと利回り不動産の違いを一覧表にまとめました。

	利回り不動産	一般的な不動産投資会社
投資金額	少額からの投資が可能	大きな元金が必要
利回り	高い利回りを実現	利回りは一般的な不動産投資に比べて低い
手続き	オンラインで簡単な手続き	手続きが煩雑で時間がかかる
情報提供	詳細な情報提供と利用しやすいサービス	情報が限られている場合がある
特典など	ワイズコインの特典やサービス	特典やサービスが少ない
運用期間	物件の運用期間が比較的短い	長期的な投資が可能
会員登録について	会員登録が簡単	登録に制限や条件がある
向いている人	投資初心者にも適している	投資経験が必要
リスク管理	リスク管理が重要	リスクに対するサポートがある

利回り不動産とほかの類似サービスを比べると、一長一短それぞれ特徴があります。利用を考える際の参考にしてみてください。

不動産クラウドファンディングとREIT,現物不動産投資の違い

今度は不動産クラウドファンディングとREIT、現物不動産投資の違いを比較していきましょう。

	不動産クラウドファンディング	REIT	現物不動産投資
運用方法	オンライン上で投資を行う	株式市場で上場して取引	直接不動産物件を購入
投資金額のハードル	低い	低い～高い	高い
リスク管理方法	プラットフォームが管理	不動産価格変動や空室のリスク	自己責任で管理
流動性	一部のプラットフォームで取引可能	株式市場で取引可能	高くない
分散投資の容易さ	容易	容易	難しい
運用期間	短い	長い	長い
利回り	高い	一般的には安定した収益を提供	物件の選定や運用方法によって変動する
手続きの煩雑さ	オンライン上で簡単に手続きが完了する	株式市場での取引手続きや報告書の提出が必要	不動産物件の購入や手続きに関連する書類作成や手間が発生する
運営会社の役割	投資家と不動産物件を結び付ける役割を果たす	不動産ポートフォリオを運用し、投資家に収益を分配する役割を担当	不動産物件の選定や管理、利益の分配などを行う役割を担当
透明性	プラットフォーム上で提供される不動産情報や収益予測が公開されている	公開された報告書や運用方針に基づいて透明性を確保	直接物件を所有するため、所有物件の情報にアクセスしやすい

利回り不動産で不動産投資を始める流れ

利回り不動産で投資をスタートするまでの流れを紹介します。

1.会員登録 

利回り不動産のホームページにある「会員登録」から必要な情報を入力して、本人確認審査を受けます。

2.ファンド応募 

会員登録後、「ファンド一覧」から応募することができます。応募には「契約成立前書面」の確認が必要です。

3.契約/入金 

ファンドの成立については、登録メールアドレス宛に連絡が届きます。契約は「契約成立時書面」の確認と、出資金の入金によって成立します。

4.運用 

お振込口座への入金が確認された後、進捗状況などの情報をメールやファンド詳細でチェックしましょう。

5.分配金 

分配金は6ヶ月ごとに設定された預かり金口座に振り込まれます。運用終了時には、終了月の翌月までに分配金と出資金が入金されます。分配金には20.42%の源泉徴収があります。

以上が利回り不動産で取引を行う際の基本的な流れです。

利回り不動産に関するよくある質問

利回り不動産での投資について、よくある質問をピックアップしました。

Q: 口座開設までの日数は？

 A: 本登録申請から約3〜5営業日かかります。ただし、本人確認書類の提出やシステムメンテナンスの影響で、時間がかかることもあります。

Q: 投資申込の方法は？ 

A: マイページにログインして、ファンド一覧から投資したいファンドを選んで、「出資申込」ボタンをクリックして手順に従って投資に進みます。

Q: 最低投資額は？ 

ファンドによって異なります。投資の際にファンド情報をよく確認しましょう。

Q: 匿名組合とは？

 A: 匿名組合は、事業者に出資して利益を受け取る契約形態です。出資元本は保証されませんが、損失を分担する必要もありません。

Q: 出資元本は保証されていますか？ 

A: 元本は保証されていません。ファンドによって償還時の優先劣後の仕組みは異なります。

Q: ファンドの運用期間は変更されることがありますか？

 A: 対象不動産の売却によって運用終了が予定より早まったり遅れたりすることがあります。変更があれば通知されます。

Q: 株式会社ワイズホールディングスが倒産した場合は？

 A: 倒産した場合、出資金が失われる可能性があります。

Q: 出資金以外に費用はかかりますか？

 A: 会員登録と投資申込は無料です。運用手数料や振込手数料は別途かかります。

Q: ワイズコインとは？ 

A: ワイズコインは投資やAmazonギフト券の交換に使えるコインです。

 ワイズコインは投資時に現金化され、出資金に充てられます。Amazonギフト券との交換も可能です。

利回り不動産とは？基本情報

会社名	株式会社ワイズホールディングス
所在地	〒105-0001 東京都港区虎ノ門4丁目3番1号 城山トラストタワー33階
設立	平成26年８月
資本金	１億円
代表者	和泉　隆弘　/　萩　公男
事業内容	1.不動産開発事業 2.不動産特定共同事業 3.不動産仲介事業 4.不動産賃貸事業

利回り不動産は、不動産クラウドファンディングを活用した投資サービスの一つです。

投資家はオンラインで会員登録し、1万円の小額から投資額を決めて不動産に投資することができます。

利回り不動産のサービスを利用すれば、不動産投資による利回り平均6.5％の利益だけでなく、投資額1％を上限としたワイズコインの付与などのメリットがあります。

運営会社のワイズホールディングスは、レジデンス用地、商業・オフィスビル用地、ホテル用地等の不動産開発をメインに行ってきました。

特にホテル用地の開発に注力してきた歴史があり、合計７ヶ所の開発を手がけています。現在では並行して東京を主体に首都圏・大阪・沖縄・札幌などの物件を中心に売買を行なっています。

利回り不動産は、一般の投資家ではとても手が出せない商業ビルなどの投資にも参加できるよう、考案されたクラウドファンディング型不動産投資です。

利回り不動産の評判まとめ

ここまで利回り不動産の評判を中心にサービスなどについて紹介しました。ファンドの情報量や会員登録のしやすさが高く評価されているほか、小額投資が可能な点、高利回りなどのメリットもあります。

良い口コミ、悪い口コミなどを参考にしながらサービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。